久々にお気持ち長文を書きます。
皆さんは昨日のグラフェス生放送 クリスマス特別版、見ました?
Youtubeの同時視聴者数15万人を越えてたんで、こんな炎上クソブログを読みに来てるオタク君は全員見てるって前提で話します。
ぶっちゃけさぁ、
アップデートの内容・・・薄くない?
新キャラ追加とかスキンとかガチャピンとかはまぁいつも通りとして、肝心のゲーム内容・新コンテンツ関連の情報が
・既存のマルチバトルの調整(消費AP/BP、参戦人数、ドロップ、難易度など)
・六竜武器にEXスキルを追加
・新マルチ「シュヴァリエ・マリス」を追加
・新ジョブ追加(マスカレード)
・ゾンビアタック(全滅しても攻撃できる)実装予定
・十賢者にLBサポ追加
・7周年イベ(組織イベ)予告
一見すると盛りだくさんに見えますけど、このうち明確に新コンテンツと言えるの「シュヴァリエ・マリス」だけっすよ??
しかも7周年で実装だからね、これ。
周年って、去年はバースオブニューキング、一昨年はダークラプチャーが追加されたタイミングだから今年も期待してたんですけどね。
実質、何も無し!
これでダークラプチャーHLが最高難度コンテンツのまま2年以上が経過してしまうことはほぼ確定したわけですが・・・
サイゲームス、本当にそれでいいのか?
いやね、「メインターゲット」というグラブル流行語が生まれた半年くらい前の時点で、サイゲームスがいわゆる上位層のほうを向いてないのはわかってたんですよ。
その後のアップデートや新要素も下位層~中位層向けのものが多く、上位層に対する態度は基本的に「指輪、耳飾り、EXスキルの厳選でもしとけ!」の一点張りなわけです。
あのさ~~~~!
ちまちま戦力強化してもさ~~~行くマルチがないんだよ~~~~!
ダークラプチャー、マグナ5凸やアストラルウェポンどころか、神石4凸すら来る前のマルチですからね!?
オタクはルシソロでもして暇潰ししてろってこと?
そうじゃないんだよ!俺は新コンテンツがやりたいの!!
どうしてサイゲームスはそこまで上位層を無視して下位・中位層ばかり大事にするのか。
その答え、昨日の生放送の中で見つけちゃったかもしれないんで、書きます。
(ここまでがクッソ長い前置き)
十天衆の加入・取得状況。
まずはこれ、見てください。恒例のやつ。
サイゲのこの手のグラフってアテにならないのも多いんですけど、この十天衆のグラフはちゃんと数字が出てるんで使えます。
これをもとに僕の方で円グラフを作ってみるとですね、こんな感じなんです。
これを見た限りだと、「あれ?総べ・極みって意外に多くない?4人に1人くらい?」って印象を受けますよね。
しかしこのグラフには抜けている情報があります。「0天や0解の人の人数が書いてない」んです。
「0天」の人数は残念ながらわかりませんが、「1天以上、0解」の人数ならサイゲームスのグラフから読み取れます。
「1天~10天までの人数の合計」から、「1解~10解までの人数の合計」を引いてやればいい。
うん、わかりにくいですね。
つまり、「十天衆を1人以上加入させている」人を全体の母数として、「最終十天衆を何人持っているか」を円グラフにすると、こうなります。
あらまあ一目瞭然。
なんと6割近くの人が、「十天衆は加入させているが一人も最終していない」ってことがわかりました。1解~4解まで足すと8割を越えます。
なるほど~、サイゲームスがパンフレットに「十天衆お手軽解放セット」を付けた理由がよくわかりますね。
もちろんサイゲームスがこのデータを見てアップデートの方針を決めている、とは思いません。
しかし、サイゲームスが考えている「メインターゲット」はこの層(0解~4解)とそう大きくは違わないだろうな、というのが僕の印象です。
なにしろ6割のユーザーが最終十天を持っておらず、8割のユーザーが十天最終をまだ半分も終えていない、というデータなのです。
サイゲームスが(仮に十天衆とは別の要素であっても)似たようなデータを得ており、それをもって彼らをメインターゲットとすることを決めた、というのは十分にありえそうな話です。
と、ここまでが「僕の推測するサイゲームスの方針とその根拠」です。
そしてここからが、「僕からサイゲームスへの反論」です。
まずはこちらのデータを見てください。
これは「十天衆の最終状況が前回(夏の生放送)と比べてどの程度増えたか(減ったか)」を表にしたものです。
この表も凄くわかりにくいですが、まず一番下の「合計」を見てください。
「十天衆を1人以上加入させているユーザー」の合計数は、夏で約108万人、冬が約109万人と、ほとんど変動がありません。総人口はそれほど変動していないのです。
さて、さらに一番上、「0解」の項目を見てください。
0回の人数は夏に66.4万人→冬に63.9万人と、約25000人減っています。
「0解」に残った63.9万人は夏→冬の4ヶ月で一人も十天衆を最終しなかった人たちです。
ここから推測されるのは、この63万人のうち60万人くらいはもう「グラブルやってない人」なんじゃないの?ってことです。
さらにもうちょっと見てみましょう。
「0解」が25000人減っている(実際は9000人増えているので差し引き約34000人が「脱・0解した」)わけですが、その「元・0解」たちはどこへいったのか?
もちろん、「1解」や「2解」に流れているわけです。
ところが、「1解」の人数は405人しか増えていませんね。つまり、差し引き約33500人くらいが「脱・1解した」わけです。
そういう考え方をしてみると、各段階の流入と流出がなんとなく推測できます。こんな感じに。
実際は2解から4解や5解にジャンプしてる人とかもいるのでこの表の通りではないでしょうが、傾向はつかめるんじゃないかと思います。
これをもとに「推定アクティブ人口」の円グラフを作ってみます。
こんな感じで。
わかります?
このクソ長い話の最初の方に「人口の8割を占める0~4解がサイゲームスのメインターゲット」という話をしましたけど、実際のアクティブ人口から考えるとその層はせいぜい4割とちょっとくらいなんです。
そして10解、つまり十天の極みに至りし者が全体の約25%と、アクティブ人口の中で最も多数派となっており、この層を無視して本当に良いんですか、というのが僕の言いたいことなわけです。
どうしてこんなことになったのか?
ここからは余談も余談、推測の上に推測を重ねるただの与太話なんですが、サイゲームスの方針が明確に変わった時期、覚えてます?
僕のお気持ちブログを見ればすぐわかります。2020年4月です。
じゃあそのちょっと前、2020年3月って何がありましたっけ?
そう、6周年イベント「こくう、しんしん」ですね。
このイベントの特別な報酬はこれでした。
初心者も、グラブルあんまりやってない人も、引退しちゃった人も、「とりあえずタダで十天衆貰える」イベントでしたよね。
おそらく、この時期に「1天0解」の人がめちゃめちゃ増えたんじゃないかな、と思うのです。
このデータを見て「これからのメインターゲットは1天0解だ!」とか決めちゃったりしてません?というのは、さすがに考えすぎですかね。
言うまでもないことですがここで増えた「1天0解」さんたちのほとんどはイベントが終わればグラブルにログインしなくなり、あとはせいぜい無料10連ガチャ期間にログインするかな~って感じの人たちです。
当然、この人たちに向けたアップデートをしても効果が無いんです。
なんか変なコンサルとか変な企画担当とかに騙されて、ここで舵取りミスっちゃったりしてませんかね?
僕はそれだけが心配です。
・・・という記事を準備していたのですが。
Cygames 決算公告(第10期)https://t.co/DEq2POllgn
— 官報ブログ (@kanpo_blog) 2020年12月14日
Cygames最新2020年9月期決算でました。おそらく過去最高業績。純利161億円。強すぎてとんでもない
第10期 決算公告
売上高:1104億600万円
売上総利益:596億8100万円
営業利益:248億8800万円
純利益:161億3300万円
利益剰余金:813億8200万円
ウワーーーー!
サイゲームス過去最高業績!
営業利益248億!
純利益161億!
と、とんでもねえ・・・
ちなみにサイゲームスの従業員数がおそらく2400人くらいと推定されるので、1人あたり営業利益は1000万円を超えています。
ちょっと調べたところ、上場企業でも1人あたり営業利益が1000万円を超える会社は200社もないということなので、日本企業の中でもトップクラスの利益を叩き出した、と言えるんでしょうかね(詳しくないのでわかりません)
サイゲームスさん、ごめんなさい!!
アンタが正しい!!!
潔く負けを認めたところで、今日はここまで。
そりでは~