2020年最後の記事です。
12月21日のアップデートでプロトバハムートHLのドロップが変更され、青箱からヒヒイロカネ、指輪3種のみが出るようになりました。
それに伴い青箱の仕様も変更されました。
詳しい仕様については公式の説明を読んでください。
青箱の中身についてはデータがかなり出揃ってきていて、おおむね以下のような確率ではないかと推測しています(多少の誤差はあると思います)
で、問題は青箱自体の出現率なのですが、これについてはデータが不十分でいまいちわかっていません。
ドロップ検証班の音黒くろさんが集計データをグラフにして推測してくれていますが、
まだデータ収集の経過途中であり、仕様が判明していません。
つまり、答えが出ていません。
そこで、音黒くろさんのデータをお借りして、自分なりに推測・考察してみたいと思います。
(元データは下記のスプレッドシートからお借りしました。)
・はじめに
統計学で使われる用語に「標準偏差σ」というものがあります。(シグマと読むみたいです)
僕は統計には詳しくないですし、これを読んでる皆さんも興味ないだろうと思いますのでなるべくざっくり説明します。
たとえばアメリカ大統領選挙で600人にアンケートを取ったところ、20%の人が「トランプ候補に投票した」と答えたとします。
このときの標準偏差σを計算すると、σ=1.6%という数字が出てきます。
この場合、トランプ候補の実際の得票率が、20%の±1.6%以内(つまり18.4~21.6%)になる可能性は68%以上です。
また、20%の±3.2%以内(つまり16.8~23.2%)になる可能性は95%以上です。
統計学では、この信頼度95%の区間(つまり-2σから+2σの間)を用いてデータを読み解くことが多いようです。
・標準偏差σの算出
音黒さんのスプレッドシートに入力されたデータから、標準偏差σおよび95%信頼区間を導き出してみます。
データの羅列だけでは理解しにくいので、95%信頼区間(-2σ~+2σ)をグラフにしてみます。
本当の青箱出現率は、(95%の確率で)青色から緑色の間のどこかの値である、というふうに理解してください。
・否定できる説
上記の黄色、オレンジ、赤の直線のように、貢献度と青箱出現率の関係がY=aXの単純な一次関数、つまりゼロを通過する直線である可能性は、かなり低いと思います。
黄色、オレンジ、赤の3本とも、95%信頼区間から外れてしまっている箇所が複数あるからです。
・否定できない説
上記の仮説(1)のように、青箱出現率に最低保証を与えたY=aX+bの一次関数である可能性は否定できません。
ただ、これだと貢献度1%でも5%くらいは青箱が出現するということになり、ワンパンがもっとも効率的、という結論になりかねません。
聡明で先見の明がありグランブルーファンタジーを深く理解しておられるサイゲームス様がこのような仕様にするとは考えにくく、個人的にはこの説には否定的です。
・ありそうでなさそうな説
上記の仮説(2)のように、貢献度20%まで稼いだら青箱の出現率は頭打ち、というような仕様は一見するといかにもありそうです。
しかし、貢献度50%での最低値が19.6%~であるのに対し、貢献度15-29%あたりでは逆に~19.5%が最高値になっている箇所がいくつかあります。
もちろんこれは95%信頼区間としての話なので断定はできませんが、「青箱出現率は20%が最大!」とか、「貢献度250万以上稼ぐのは意味なし!」みたいな仕様である可能性は低いように思われます。
・意外にありそうな説
上記の仮説(3)のように、途中で傾きが変わるグラフになっている可能性は意外にありそうです。
変化点を15%としたのはあくまで一例ですが、10~20%あたりのどこかで傾きが変わっている可能性は十分ありえると思います。
・あってほしくない説
上記の仮説(4)のように、一度15%で頭打ちになり、35%からまた上昇し始めるようなグラフの可能性もあります。
というか、僕はこれが一番しっくり来てしまうんですけれども。
ただこれだと、3~4億くらい殴っている人が非効率になってしまうので、個人的にはこのグラフだったら嫌だなあと思ってます。
・まとめ
要するに、何もわかりません。
僕ももうすぐ青箱100個に届きそうですが、なんとなく言えるのは青箱の出現率はだいたい15~20%くらいかな?ってことと、
貢献度を5億とか6億(つまりつよばはのHPの4割とか5割とか)を稼いでも、青箱の出現率はそれほど上がらない気がするぞ、ってことくらいです。
統計とか得意な人がいたら分析してほしいなあ・・・
僕は素人なのでデータの読み方とか計算とか間違っているかもしれません。
今年の記事は以上です!そりでは良いお年を~